現場経験で視野が広がり、設計職として大きく成長
PROFILE

R.Y 開発設計部(機械)
2023年中途入社
大阪の機械メーカーで設計職を4年経験した後、地元へのUターンを機に入社。
製造部の仕上職場にて機械の組み立て作業を経験後、現在は開発設計部で機械の設計を担当している。
3DCADや部品の自社製造など、良いものづくりができる環境が魅力

なかでも魅力的だったのが、全社で3DCADを導入している点と部品を自社で製造している点です。中小企業ではまだ、2次元で図面を引くのが主流です。しかし、当社では設計から製造現場まで3DCADを使用しており、より精度の高いものづくりができます。
多くの機械メーカーは部品を外注しているのですが、社内で部品を製造している点にも惹かれました。実際に設計している時に、その部品が現場でつくれるのか、難易度はどれくらいかといったことをすぐに確認でき、スムーズなものづくりができます。
現在は、アルミ材を加工するラインについている材料を運ぶ機械の設計を担当しています。最初に、お客様の工場に足を運んで情報を集めることから始めます。その後、機械のコンセプトを決める構想設計を行い、3DCADを使った基本設計、個々の部品のサイズなどを決める詳細設計へと進めていきます。設計の過程では、社内の他部門や部品メーカーと検討を重ねながら最適な設計を目指しています。最終的に製造部門に図面を渡すところまでが担当範囲です。
現場を知ることで設計職としての視点が大きく変わった

設計では、日常生活では見かけないような特殊な部品を多く使います。見たことも触ったこともない部品を組み合わせて機械を考えるのはかなり難しいので、現場で実際に部品を使用する経験ができてとても良かったと思います。
実際に組み立て作業を経験したことで、どの部品をどう使うのか、調整時の注意点など実践的な知識が身についてきました。おかげで設計のアイディアが浮かびやすくなったと感じています。
また、図面上では問題ないように見えても、実際の組立や調整が難しい場合があります。現場での経験を経て、実際に加工する人の視点を踏まえた設計の重要さに気づきました。
設計は何度やってもすごく難しいですが、ひとつずつ課題をクリアして前に進んでいく手ごたえがあり、やりがいの大きな仕事です。
困難な壁も仲間と考えることで乗り越えられる

しかし、当社には製材機・工作機械など製品別のチームがあり、それぞれ異なる視点や発想を持っています。考えが行き詰まった時は他チームに相談して意見を求めます。現場へ足を運んで、現場のスタッフの意見を聞くことも大切だと感じています。とにかくいろんな人に意見を求めていくことで、良い解決策が見つかることが多いですね。
フラットな雰囲気なので相談しやすいですし、一緒に悩んだり考えたりしてくれる社員が多く、すごく助けられています。
工場が隣接されているので、すぐに製造現場を見ることができて、現場のスタッフの意見を聞けることも良い環境です。
前職は黙々と担当業務に集中する社風でしたが、今の方が自分に合っていると感じています。
全く新しい分野の機械設計に挑戦。ものづくりを楽しめる環境

当社の社員は本当に気さくで、相談するとどんな時も力になってくれます。技術やものづくりが好きな仲間と話をするだけでも、楽しい環境です。
ものづくりが好きで積極的に周りとコミュニケーションを取れる人であれば、周りのメンバーから知見や良いところをどんどん吸収して必ず活躍できます。ぜひ一緒に頑張りましょう。